フードデリバリーサービスの注目度が高まっています。
海外からもさまざまなサービスが参入し、市場規模も拡大していますね。
飲食店をはじめ、デリバリーサービス(出前・宅配サービス)への出店を考えている方も多いかと思います。
この記事では、国内での認知度も高いUber Eats(ウーバーイーツ)へ出店する(レストランパートナーになる)ために必要な条件を徹底解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)に出店するメリット・デメリットの解説はこちら!
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーになる為に必要な条件
レストランパートナーになる(出店する)為にはいくつかの条件がります。
- 飲食店営業許可証を保持している
- 営業条件を満たすことができる
- 実店舗とのメニュー価格差を抑えることができる
- 必要メニュー数を満たしている
- Wi-Fi環境がある
- 資材の準備がある
上記を細かく解説していきます。
飲食店営業許可証を保持している
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーになる為には「飲食店営業許可証」を保持している必要があります。
飲食店営業許可証とは、飲食店を開業する為に必要なものです。保健所に申請し、検査に合格することで取得することができます。
すでに飲食店を運営している場合は当然持っているので事前の準備は必要ないですが、フードデリバリーサービスから初めて飲食店を運営する場合は申請が必要となります。
営業条件を満たすことができる
レストランパートナーには営業条件があります。
- 週4日以上の営業
- 1日3時間以上の営業
上記の条件を満たすことが必要となります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のサービス提供時間が6:00〜24:00となっているので、時間内で営業をします。
また配送ピーク時間(12:00〜13:00・19:00〜20:00)の営業も必要となります。
※こちらの条件は多少の変動があるようです。詳しくはUber Eats(ウーバーイーツ)のサポートに問い合わせることでをおすすめします。
実店舗とのメニュー価格差を抑えることができる
すでに実店舗で営業をしている飲食店さんは注意が必要です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーは注文金額総額の35%を手数料として支払う必要があります。
その為、実店舗同様の価格だと利益が少なくなります。
実店舗の価格から商品価格をあげることは可能ですが、極端に高く設定はしないようにしましょう。
手数料について詳しくはこちらの記事から!
必要メニュー数を満たしている
Uber Eats(ウーバーイーツ)内で展開するメニューには最低限必要な商品数が必要です。
こちらのメニューには、「トッピング」「量・サイズのバリエーション」も含むことができます。
1種類の料理でサイズ違いを作成したり、トッピングしたバリエーションを作成したりすることで条件を満たすことも可能です。
Wi-Fi環境がある
Uber Eats(ウーバーイーツ)では注文を受ける場合、専用のタブレットを使用して行います。
Wi-Fi環境がないと、タブレットから注文を受信することができないので環境を整えておく必要があります。
資材の準備がある
商品を提供するために必要な資材を揃えておく必要があります。
- 割り箸
- フォーク
- スプーン
- ストロー
- 使い捨て容器
- 紙袋
- ビニール袋
- ナプキン
- お手拭き
提供する商品によって、容器などは種類もあります。
配達の途中で、「こぼれてしまう」「冷めてしまう」というようなトラブルが起こりにくように商品にあった資材を用意しておきましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーになるまでの流れ
必要な条件を満たしたら、あとは出店する(レストランパートナーになる)だけです。
Webや電話から簡単にレストランパートナーに登録することができます。
詳しい流れはこちらの記事から!
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーのメリット
レストランパートナー(出店する)ことでどのようなメリットがあるか挙げていきます。
売上アップ
店舗以外の集客、営業時間外での注文発生などデリバリーという新しいチャネルでの売り上げが発生します。
それにより、単純に0だったものが売り上げとしてプラスされます。
リスクが少ない
- 初期費用が実質0円
- 途中解約での違約金なし
- タブレットのレンタル可能
など、サービスをスタートさせる時に懸念とされるリスクが少ないです。
認知度が上がる
デリバリーでは、店舗に来店されるお客様とは違う層のお客様もいます。
「お店は気になってたけど、いつも混んでるし入れない。」
「一人じゃ入りにくそう。」
「営業している時間に間に合わない。」
「家の近くにどんなお店があるか分からない。」
など、実際に店舗を知らない・利用したくても出来ないお客様はたくさんいます。
デリバリーを通して、このようなお客様にアプローチすることで認知度も上がります。
さまざまなデータを収集できる
- 注文者のデータ
- 商品に対してのフィードバック
- サービスに対してのフィードバック
など、店舗にとってとても貴重なデータを集めることが可能です。
データを分析することで、店舗運営や商品開発などに活かすことができますね。
まとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)のレストランパートナーになるための条件は決して難しいものはないです。
新しい領域で売り上げをあげるチャレンジがしやすいのは、嬉しいですよね。
準備してフードデリバリーサービスへの参入してみてはいかがでしょうか。
5種類以上のメニュー数があること