最近、配達員が関わる交通事故のニュースが増えています。
配達員をするとなると自分が安全運転でも少なからず危険を伴います。
また、車両で配達する以上加害者になってしまう可能性もあります。
やはり気になるのはもしもの時に必要な保険のことなのではないでしょうか。
本記事ではフードデリバリーサービスの一つ、出前館の配達員用保険について解説していきます。
保険に入っている方も、これから入ろうと考えている方も本記事を参考にしてみてください!
2022年9/30まで、出前館配達員向けの超稼げるキャンペーンが開催されています。
⬇︎こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください⬇︎
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出前館の保険制度とは?
出前館の業務委託配達員の保険
出前館の業務委託配達員に対する事故保険などの補償については情報が公開されていません。
しかし、全ての業務委託配達員に任意保険への加入を義務付けています。
万が一事故に巻き込まれてしまった場合には個人で加入した任意保険による補償のみで、基本的に出前館による保険・補償はないと考えておいたほうが良いでしょう。
出前館が推奨する保険内容
出前館では加入する保険内容に指定はありません。
しかし出前館が推奨する保険内容は、
- 対人無制限
- 対物1000万以上
- 業務中でも適用可能
となっています。
あくまで推奨内容なので、この条件を満たしていないと業務委託配達員ができないというわけではありません。
万が一事故に巻き込まれてしまった場合には基本的に任意保険による補償しかないということなので最低限これらの条件は満たしておいた方が良いでしょう。
自転車で配達する場合
自転車で配達をする場合
任意保険
への加入は必須です。
最近は都道府県が任意の自転車保険への加入を義務付けているケースも多くあります。
すでに任意保険に加入しているという人も多いのでしょう。
しかし普通に加入する多くの保険は業務中は適用不可となっています。
補償内容を確認し業務中でも適用可能なものに加入しましょう。
レンタル自転車、シェアサイクルを利用して配達をするという場合
この場合でも任意保険の提出が必要です。
多くの場合これらの自転車を所有している企業が任意保険をかけています。
任意保険の確認のため、一度企業に問い合わせておくと良いでしょう。
配達員登録の提出書類に関してはレンタルの申込書、オンライン申し込みの場合はそのスクリーンショットを提出となります。
バイクで配達する場合
原付バイク、バイクで配達する場合は共に
自賠責保険と任意保険
二つの証書の提出が必要です。
自賠責保険はバイクの購入時、車検時に加入しなればならないのですでに加入しているでしょう。
バイクでの配達も自転車同様に任意保険への加入が必須です。
こちらも多くの保険は業務中は適用されません。
業務中でも適用可能なものを選択して加入しましょう。
また、バイクの場合は自転車よりも保険にかかる費用がものによって大きく変わります。
補償内容のことも考えながらより慎重に選ぶと良いでしょう。
出前館のアルバイト配達員の保険
アルバイト配達員の場合、出前館と雇用契約を結んでいます。
業務中の事故に関しては労災が適用されて補償を受けることができます。
そのためアルバイトの場合は保険に関して特に気にしたりする必要はありません。
車両別で保険の違いはある?おすすめの保険は?
自転車で配達する場合と、バイクや軽貨物で配達する場合の保険は大きく違ってきます。
それぞれ気をつけるべきポイントや、おすすめの保険をご紹介します。
自転車配達員の保険のポイント・おすすめ保険
- 対人1億円、対物1000万円以上の保険適用
- 即日発行可能であるか
- 事業用の保険であるか
加害者になってしまった場合に備えて、対人1億円・対物1000万円の補償は不可欠です。
全ての自転車保険が加入してすぐに補償期間となるわけではありません。
早い保険であれば即日や翌日からですが、遅い保険だと翌月からという場合もあります。
事業用も確実にカバーしたい方は、加えて事業用の保険に加入しましょう。
業務中(注文受注から配達完了まで)と業務外(待機時間や移動時間、帰宅時間など)の両方の保険に加入することがベストです。
おすすめ保険①:LINE自転車ライフ安心保険
- 月額100円〜250円から加入可能
- 翌日0時から適用可能
LINE自転車ライフ安心保険は、誰もが利用しているアプリ「LINE」の会社が運営する自転車保険です。
メリットは翌日の0時から保険を適用することができる点と月額100円~250円から加入できる点です。
賠償責任上限は1億円で、ご自身の入院補償なども多少付与されます。
配達中以外で適用される保険です
レストランまでの移動中や配達中の事故に関しては対象外となります。
おすすめ保険②:自転車安全対策協議会の業務用自転車賠償制度
- 業務中に補償が適用される
- 年額2900円(月額250円)で対人・対物 1億円保証
「一般社団法人 自転車安全協議会」が代理店をしている自転車保険がお勧めです。
業務中に補償が適用されるサービスは非常に少ないです。
おすすめ保険③:日新火災海上保険
- 事故を起こしてしまった時の示談交渉サービス
- 業務中にも補償が適用される
最大のメリットはなんと言っても業務中にも保険が適用される点です。
また、事故を起こしてしまった時に相手と直接話をしてもらえる示談交渉のサービスがあります。
補償内容や料金などの詳細を相談する場合は、保険代理店を通す必要があります。
自宅近くの代理店を探して加入しましょう。
バイク・軽貨物の保険のポイント・おすすめ保険
出前館でバイク・軽貨物自動車を利用して配達する場合は、
- 自賠責保険証書
- 任意保険証書
これらの書類を提出する必要があります。
バイク・自動車を運転するほとんどの方は任意保険に加入していると思います。
しかし、通常の任意保険には業務用が適用されていません。
加入の保険のほとんど全てが事業用へ変更が可能かと思いますので、加入中の保険会社に問い合わせてみましょう!
こちらも自転車と同様、業務中(注文受注から配達完了まで)と業務外(待機時間や移動時間、帰宅時間など)の両方の保険に加入することがベストです。
まだ任意保険に加入していない方は一括比較しよう
バイクや自動車保険は非常に多くの種類が用意されており、排気量などの条件によっても変わってきます。
一括見積もりで簡単に自分にあった保険を見つけることができます。
配達中に事故を起こさないために準備しておきたいこと
配達員が覚えておきたい交通ルール
スマートフォンのながら運転
出前館では、基本的にアプリを見ながら配達をします。
しかし、スマートフォンを手に持って運転することは違反行為です。
自転車・バイク配達の方はスマホホルダーを準備するようにしましょう。
罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
夜間のライト点灯
前方を見やすくするため、歩行者や車の運転手から認識してもらうためにも夜間の運転時は必ずライトをつけましょう。
自分の命を守るためにもライトは必ずつけなければいけません。
罰則:5万円以下の罰金
信号機に従う
信号無視は他人を傷つけてしまうことにもつながりかねません。
自分や歩行者の命を守るためにも必ず信号を守りましょう。
罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
【自転車】車道を通行する
歩車道の区別がある区別がある道路では必ず車道を通行しなければなりません。
また、道路の左側を通行しなければなりません。
罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
【自転車】荷物の過積載
・重さは30kg以下
・長さ、幅は積載装置から30cm以下
・高さは積載した際に地面から2m以下
荷物を自転車にくくりつけて配達している配達員もいます。
必ず制限を守りましょう。
罰則:2万円以下の罰金又は科料
【自転車】車道の信号機に従う
車道を通行している際は車道の信号機に従わなければなりません。
また、歩道を通行している際は歩道の信号機に従います。
罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
【自転車】歩道通行時は歩行者優先
以下の状況では自転車の歩道通行が認められます。
・歩道に「自転車通行可」の道路標識や、道路標示がある場合
・歩道に「普通自転車通行指定部分」の道路標示がある場合
・運転者が13歳未満又は70歳以上、または身体の障害を有する者である場合
・歩道を通行することがやむを得ないと認められる場合
自転車で歩道を通行する際は歩道の中央より車道側に寄ってを徐行しなければなりません。
また、歩行者の通行を妨げることになるときは一時停止しなければなりません。
罰則:2万円以下の罰金又は科料
【自転車】不必要にベルを鳴らす
危険を防止するためにやむを得ない状況を除いて、ベルを鳴らすことは違反です。
近所迷惑にもなります。面白がってベルを鳴らすことは絶対にやめましょう。
罰則:2万円以下の罰金
【自転車】傘さし運転の禁止
傘を手でもちながらの運転はもちろん、自転車に固定しての運転も違反行為です。
片手運転は危険ですし、風でバランスを崩してしまうかもしれません。
配達中の急な降雨に備えてカッパを備えることをオススメします。
罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
【自転車】イヤホン・ヘッドホンの禁止
イヤホン・ヘッドホンを装着することで周囲の音が聞こえなくなり、車の接近に気づけなくなります。また、運転に集中できなくなるため非常に危険です。
各自治体の条例により摘発の判断が分かれますが、危険な行為であることに変わりはありません。
罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金
【事故防止】自転車用グッズを紹介
スマホホルダー
自転車のハンドル部分に取り付けるスマホホルダーです。
配達を行う際はスマホの地図アプリや配達用アプリを頼りに目的地に向かいます。
スマホホルダーを取り付けているといちいち停車してスマホを確認する必要がなくなります。
停車が少ない分移動スピードが上がり、配達効率も上がります。
もちろんスマホ片手に運転しようなんて許されません。
配達を安全かつスムーズに行うためにスマホホルダーを使うことをオススメします。
ヘルメット
もしもの時に身を守るヘルメットです。
自転車配達の場合、ヘルメットは義務化されていません。
もちろん身を守るという意味で必須と言えるヘルメットですが、補償のことも考えると絶対につけるべきと言えるでしょう。
レインスーツ
雨の中での配達に必須なレインスーツです。
自転車で雨の中を移動する際、傘を片手に持って運転することは許されません。
体調を崩さないようにしっかりとレインスーツを着て配達しましょう。
そもそも雨の中配達する必要がないと思う方もいるかもしれません。
しかし雨は配達パートナーにとっては稼げるチャンスです。
雨が降っていると注文が多く入ります。
それだけでなくインセンティブ(報酬が上がる仕組み)がつきやすくなります。
ですので雨の日でも稼働できるようにレインスーツを準備しておくことをオススメします。
自転車用ライト
夜間の運転時には欠かせません。
歩行者や車の運転手から認識してもらうためにも夜間の運転時は必ずライトをつけましょう。
また、前側のライトは白色で「10m先の障害物が見える明るさ」でなければいけないと決めている自治体もあります。
法令に違反した場合は5万円以下の課されてしまいます。自分の命を守るためにも、相手の命を守るためにもライトは必ずつけるようにしましょう。
まとめ
出前館でアルバイト配達員として働く場合は保険を気にする必要はありません。
しかし業務委託配達員の場合は任意保険に自分で加入する必要があります。
特に業務委託配達員に登録する際の保険の内容は個人に任せられています。
配達員をやる上で危険は避けられないものです。
万が一の場合に備えて、出前館の推奨内容も参考にしながらしっかりと保険内容を考えましょう。
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