出前館配達員の保険・補償【2026年】出前館の保険・見舞金と自分で入る保険

最終確認日: 2026年10月14日

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出前館の配達員として配達するときに使える保険・補償をまとめた解説。出前館が用意している賠償責任保険と傷害見舞金等支給制度の中身に加えて、自分で入る保険や事故のときの流れも紹介します。

この記事の結論

  • 出前館は、配達中の事故に備えて対人・対物賠償責任保険(上限1億円)と傷害見舞金等支給制度を用意しています。
  • バイク・車は自分の任意保険が先、自転車は出前館の保険が優先。
  • 対象は、配達の依頼を受けてから配達が終わるまで。待機中や配達エリアへの行き来に備えて、自転車保険や傷害保険に自分で入りましょう。
配達員は2社の掛け持ちがおすすめ

Uber Eatsも出前館もシフトなし。配達する日時は自分で決められます。

  • Uber Eats: 自転車・125cc以下のスクーター・軽自動車などで配達できる。報酬の支払いは週単位
  • 出前館: 面接なし。成果報酬は基本報酬+ブースト(配達距離・曜日・時間帯・天候などで上乗せ)

どちらも18歳以上(出前館は高校生不可)。登録条件と報酬は各公式ページで確認してください。

出前館の配達員が使える保険・補償

出前館は、配達員に向けた安全の取り組みの1つとして、配達中の事故への備えを用意しています。中身は大きく2つ(出前館「安全ガイドライン」)。

制度内容
対人・対物賠償責任保険他人を死傷させた・物を壊したときの賠償
傷害見舞金等支給制度配達員自身のけがへの見舞金
2026年10月14日確認・出典: 出前館「安全ガイドライン」

傷害見舞金等支給制度は、2021年8月1日以降の配達中の事故から運用されている制度。配達中とは、アプリで配達の依頼を受けてから、その配達が終わるまでの間を指します(出前館「傷害見舞金等支給規程」)。

出前館の対人・対物賠償責任保険(相手への賠償)

配達中の事故で他人を死傷させたり、物を壊したりして、損害賠償の責任を負ったときに使える保険。補償額の上限は1億円です。

配達に使う車両出前館の保険の使われ方
バイク・車自分の任意保険で足りない分に使える
自転車出前館の保険を優先して使える
2026年10月14日確認・出典: 出前館「安全ガイドライン」。降車後の事故でも、配達中であれば対象

バイクや車で配達する人は、まず自分の任意保険で対応するのが前提。任意保険の補償内容が、配達の仕事中にも使えるものかを確かめておきましょう。

相手への賠償の話し合いは、自分だけで決めずに保険の窓口に相談しながら進めると安心です。

出前館の傷害見舞金等支給制度(配達員自身のけが)

配達中の事故で配達員自身がけがをしたとき、治療費や、入院を伴って配達できない期間の見舞金が支払われる制度です。支給される額の上限は次のとおり。

見舞金上限
死亡見舞金1,200万円
後遺障害見舞金最大1,200万円
医療見舞金25万円
入院を伴い配達できない期間の見舞金1日7,500円(日数に上限あり)
2026年10月14日確認・出典: 出前館「安全ガイドライン」。日数の上限は申請のときに出前館へ確かめてください

故意や重大な過失による事故、酒気を帯びた状態での原付・車の運転などは、見舞金の対象外。申請しても必ず支給されるとは限らず、出前館が内容を調べたうえで決めるしくみです(出前館「傷害見舞金等支給規程」)。

申請に必要なのは、指定の書類と、医師などの診断書、治療費の領収書。けがをしたら、診断書や領収書は捨てずに保管しておきましょう。

出前館の保険・補償を使うときの注意点

出前館の保険・補償を使う場面に備えて、次の点を押さえておきましょう。

  • 対象は配達中の事故。配達の依頼を受ける前や、配達を終えたあとの事故は含まれない
  • バイク・車の事故では、まず自分の任意保険を使う
  • 見舞金は申請が必要で、支給するかは出前館が内容を調べて決める
  • 見舞金の額は、表の金額が上限

保険の中身や手続きでわからないことがあれば、出前館の配達員向けの問い合わせ窓口に相談しましょう。

自分で入っておきたい保険

出前館の保険・補償は、配達中の事故が対象。待機している時間や配達エリアへの行き来など、配達中以外の時間に備えるには自分で入る保険が必要です。

バイク・車の任意保険

バイクや車で配達する場合は、任意保険への加入が応募の条件の1つ。必要な書類などの条件は出前館公式の配達員募集ページで確かめましょう。

自転車の損害賠償責任保険

自転車でも、事故の相手に大きな損害を与えると、高い額の賠償を求められることがあります(警察庁)。条例による加入の義務化は34都府県、努力義務化は10道県まで広がっているところ(2024年4月1日時点、国土交通省)。

自転車保険を選ぶときは、配達中の事故にも使えるかを契約内容で見ておきましょう。

自分のけがへの備え

出前館の医療見舞金には上限があるため、けがの治療が長引いたときの備えも考えておきたいところ。自分で入る傷害保険や、労災保険の特別加入が選択肢になります。

労災保険の特別加入

業務委託で配達する人は、そのままでは労災保険の対象外。自転車で貨物を運ぶ事業を行う人は、2021年9月1日から労災保険に特別加入できるようになりました(厚生労働省)。

原付や自動車で配達する人は、それより前から特別加入の対象。加入は特別加入団体を通じて申し込むため、最寄りの労働基準監督署などで確かめましょう。

配達中に事故が起きたときの対応

  1. 自転車や車両を道路の端に寄せ、安全を確保する
  2. けが人がいれば救護し、必要なら119番に連絡する
  3. 110番で警察に事故を知らせる

交通事故のときの救護と警察への報告は、道路交通法で決められた義務(警察庁)。出前館への連絡のしかたは、配達員向けの案内やアプリで確かめましょう。

けがで病院にかかったら、医師などの診断書と治療費の領収書は捨てずに取っておきましょう。見舞金を申請するときに必要になります。

事故を防ぐための準備

保険や見舞金は、あくまで事故が起きたあとの備え。自転車で配達するなら、警察庁がまとめている交通ルールを守ることが基本です(自転車に係る主な交通ルール)。

スマホを手に持って通話したり、画面を注視したりしながらの運転は禁止。スマホホルダーで固定し、画面は止まってから見ましょう。

夜はライトをつけ、自転車の後ろには反射器材か尾灯を備えて走るのが決まり。暗い時間に配達するときは、出かける前にライトが点くかを確かめておくと安心です。

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自転車のヘルメットは、2023年4月1日から着用の努力義務になりました(警察庁)。転んだときに頭を守るため、配達のときもかぶっておきましょう。

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よくある質問

出前館の配達員は保険に自分で入る必要がありますか?

バイク・車で配達する場合は、任意保険への加入が応募の条件です。自転車の場合も、配達中以外の時間に備えて自転車保険に入っておくと安心。

待機中の事故は補償されますか?

出前館の制度は配達中の事故が対象で、配達の依頼を受ける前の時間は含まれません。待機中に備えるなら、自分で入る保険を確かめましょう。

見舞金の申請に必要なものは?

指定の申請書類に加えて、医師などの診断書と、治療にかかった費用の領収書がいります。申請の方法は、出前館の配達員向けの問い合わせ窓口で確かめましょう。

ほかのサービスと掛け持ちしている場合は?

Uber Eats(ウーバーイーツ)にも、配達中の事故に備えた補償があります。内容はUber Eats配達員の事故保険へ。

まとめ

  • 相手への賠償は、出前館の対人・対物賠償責任保険(上限1億円)。バイク・車は自分の任意保険が先に使われます。
  • 自分のけがは傷害見舞金等支給制度の対象で、医療見舞金は上限25万円、入院を伴い配達できない期間は1日7,500円。
  • 待機中や配達エリアへの行き来は対象外。自転車保険や労災保険の特別加入で備えましょう。
  • 事故のときは救護と110番が先。診断書と治療費の領収書は、見舞金の申請用に取っておくこと。

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